今回の5月の連休は9連休・10連休の人も多かったと思います。
仕事や学校へ行きたくない五月病の人もいつもより多いと思います。
春は季節の変化や環境の変化などからココロが不安定になりやすい季節です。

この時期は心身のバランスを崩すことも多いので、ストレスに強い健やかな身体をつくりましょう。
中医学では心と身体の状態は互いに影響し合っていると考えます。

ストレスに強い身体づくりのポイントは「肝」と「脾胃」を元気に保つこと。
健やかな心身の基本となる「気」「血」を十分に養い、滞りなく体内を巡らせ、ストレス対応力を高めましょう。

症状に合わせて漢方薬を服用すると効果が早いですが、今回は症状に合わせた食養生をご案内致します。

】 主な働き:「血」の貯蔵、「気」の巡りをスムーズに保ち、

         ストレスを発散。

 

血虚タイプ・・・不安・不眠になりやすい
<症状>
   精神力が弱い、不眠、不安、判断力が鈍い、顔色が白く艶がない、めまい、動悸、
   健忘、脱毛、白髪、薄毛、皮膚の乾燥、月経不順、便秘気味、舌の色が淡い

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・/・        ナツメ、枸杞の実、人参、ほうれん草、小松菜、黒ごま、レバー、鶏肉、
      卵、鮭、落花生、ぶどう、ひじきなど

     


気滞タイプ
・・・イライラ・憂うつになりやすい
<症状>

・    イライラ、憂うつ、怒りっぽい、情緒不安定、胸が重い、胃もたれ、胃痛、
    排便不調(下痢や便秘)、月経不順、PMS(月経前症候群)

 
 ・     陳皮、ジャスミン、カモミール、菊花茶、ミント、春菊、せり、筍、たらの芽など

              

 

気虚タイプ・・・元気が足りない
<症状>
・    気力がない、倦怠感が強い、元気がない、ストレスに弱い、息切れ、疲れやすい、
       食欲不振、冷え性、朝起きにくい、朝からだるい、声が弱い、舌の色が淡く肥大気味

               豆腐、湯葉などの大豆製品、米、小麦、いんげん豆、じゃがいも、山芋、くるみ、
・    かぼちゃ、栗、豚肉、牛肉など
・ 

                            


暮らしの養生もご案内します。

  • 春は早起き
  • 散歩に出かけて適度な運動を!
  • 深呼吸して春の陽気を胸いっぱいに。
  • ジャスミンティーや菊花茶で気持ちをリラックス
  • 良質な睡眠を取りましょう。
  • ゆとりを持って過ごすように。
  • 楽しいおしゃべりなどで”笑う”こともストレス発散につながります。

あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。

~6月・7月のミニ講演会のご案内~
また6/11(火)「漢方での熱中症・夏バテ対策をテーマにした
張立也先生のミニ講演会も2019年6/11(火)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第154回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
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また7/10(水)「あなたの血液健康ですか!各種疾患と血液浄化をテーマにした
大泉浩史先生のミニ講演会も2019年7/10(水)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第155回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
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