あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今年の寒さは例年程ではないとはいえ、寒くなると、水分不足やトイレにゆっくりと座りたくない・・・・等、益々便の出が悪くなってしまいますね。

特に女性は2人に1人が便秘に悩んでいると言われています。
便秘が慢性化すると、心身のさまざまな不調につながるので注意しましょう。
便秘薬のみ使うのではなく、漢方薬で便秘体質をスッキリ改善しましょう。

健康な排便は本来「一日一便」が理想的。
毎日出ない、便が硬くて出にくい、コロコロ便、スムーズに出なく残便感があるetc
といった状態は「便秘」と考えます。

生活習慣や食事の改善は、便秘を解消する大切なカギ!
便秘薬に頼るだけでなく、日頃の養生をしっかり心がけて「一日一便」の快便体質をめざしましょう。

 

<タイプ別 食の養生をご案内します。>

実熱じつねつタイプ・・・イライラや口の渇きが気になる。
 便が乾燥して硬い、尿が黄色い、暑がり、赤ら顔、イライラしやすい、
 口の渇き、口臭、痔、歯ぐきの腫れ、お腹が張って痛む、
 舌が紅く苔が黄色い、口内炎など。

身体の熱を冷まし、潤いを与える食材を!
 アロエ、こんにゃく、ごぼう、ひまわりの種、海藻類、トマト、メロンなど

         


気滞きたいタイプ
・・・ストレスが多い。
・  便がスムーズに出ない、お腹の張り、膨満感、げっぷがよく出る。
・  おならが多い、いらだち、不安感、運動不足など。

「気」の流れをスムーズにする食材を!
 ・ 大根、ねぎ、しその種、杏仁、みかん、陳皮、バジルなど。

           

陽気不足ようきぶそくタイプ・・・高齢者に多い。
  便がスムーズに出ない、便は硬くない又は先端は硬くても後は柔らかい、排便後の疲労、
  脱肛、息切れ、疲れやすい、倦怠感、無気力、汗が出やすい、冷え症、顔色が白い、
  舌の色が淡い、頻尿、排尿困難など。

胃腸の働きを高め、「陽気」を養う食材を!
 くるみ、松の実、山椒の実、しょうが、大豆、じゃがいも、さつまいも、玄米、黒ゴマなど。

                             

血不足タイプ・・・女性に多い
  コロコロ便、動悸、めまい、脱毛、若白髪、皮膚や髪の乾燥、月経量が少ない、
  舌の色が淡い、睡眠が浅い、不眠、息切れ、精神不安など。

「血」を養い、潤いを与える食材を!
 はちみつ、ごま、いちじく、麻の実、プルーン、白菜、黒きくらげ、りんご、鶏スープなど。

        

 

どのタイプにも共通して

  ●一日三食バランスの良い温かい食事を取りましょう。
  ●食物繊維を積極的に取りましょう。
     水溶性食物繊維・・・海藻類、コンニャクなど
     不溶性食物繊維・・・大豆、ごぼう、きのこ類など
  ●温かい水分補給(こまめに)で腸の潤いを守りましょう。

あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。

~2月のミニ講演会のご案内~=================================================

また2/15(金)「6つの体質別 血流改善の方法」をテーマにした
張立也先生のミニ講演会も平成31年2/15(金)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第150回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
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