あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今年の寒さは例年程ではないとはいえ、寒くなると、水分不足やトイレにゆっくりと座りたくない・・・・等、益々便の出が悪くなってしまいますね。
特に女性は2人に1人が便秘に悩んでいると言われています。
便秘が慢性化すると、心身のさまざまな不調につながるので注意しましょう。
便秘薬のみ使うのではなく、漢方薬で便秘体質をスッキリ改善しましょう。
健康な排便は本来「一日一便」が理想的。
毎日出ない、便が硬くて出にくい、コロコロ便、スムーズに出なく残便感があるetc
といった状態は「便秘」と考えます。
生活習慣や食事の改善は、便秘を解消する大切なカギ!
便秘薬に頼るだけでなく、日頃の養生をしっかり心がけて「一日一便」の快便体質をめざしましょう。
<タイプ別 食の養生をご案内します。>
◎実熱タイプ・・・イライラや口の渇きが気になる。
・ 便が乾燥して硬い、尿が黄色い、暑がり、赤ら顔、イライラしやすい、
・ 口の渇き、口臭、痔、歯ぐきの腫れ、お腹が張って痛む、
・ 舌が紅く苔が黄色い、口内炎など。
身体の熱を冷まし、潤いを与える食材を!
・ アロエ、こんにゃく、ごぼう、ひまわりの種、海藻類、トマト、メロンなど
◎気滞タイプ・・・ストレスが多い。
・ 便がスムーズに出ない、お腹の張り、膨満感、げっぷがよく出る。
・ おならが多い、いらだち、不安感、運動不足など。
「気」の流れをスムーズにする食材を!
・ 大根、ねぎ、しその種、杏仁、みかん、陳皮、バジルなど。
◎陽気不足タイプ・・・高齢者に多い。
・ 便がスムーズに出ない、便は硬くない又は先端は硬くても後は柔らかい、排便後の疲労、
・ 脱肛、息切れ、疲れやすい、倦怠感、無気力、汗が出やすい、冷え症、顔色が白い、
・ 舌の色が淡い、頻尿、排尿困難など。
胃腸の働きを高め、「陽気」を養う食材を!
・ くるみ、松の実、山椒の実、しょうが、大豆、じゃがいも、さつまいも、玄米、黒ゴマなど。
◎血不足タイプ・・・女性に多い
・ コロコロ便、動悸、めまい、脱毛、若白髪、皮膚や髪の乾燥、月経量が少ない、
・ 舌の色が淡い、睡眠が浅い、不眠、息切れ、精神不安など。
「血」を養い、潤いを与える食材を!
・ はちみつ、ごま、いちじく、麻の実、プルーン、白菜、黒きくらげ、りんご、鶏スープなど。
どのタイプにも共通して
・ ●一日三食バランスの良い温かい食事を取りましょう。
・ ●食物繊維を積極的に取りましょう。
・ 水溶性食物繊維・・・海藻類、コンニャクなど
・ 不溶性食物繊維・・・大豆、ごぼう、きのこ類など
・ ●温かい水分補給(こまめに)で腸の潤いを守りましょう。
あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。
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