南国高知は、すっかり春らしくなって来ました。嬉しい人もいれば、花粉や黄砂の飛散で
苦労している人も多いですね。
寒暖差の多いこの時期は「頭痛」で困っている方も多いと思います。

「頭痛」はいつものことだからと鎮痛剤などでやり過ごしていませんか?
中医学では頭痛は体内での不調によって起こる症状と考えます。
そのため、原因となる不調をしっかり取り除き、体質をバランスよく整えることで頭痛体質を改善することも出来ます。

一時的に痛みを抑えるだけでなく、日頃のケアや漢方薬の服用で頭痛の起こりにくい身体づくりをめざしましょう。

タイプ別「頭痛」におすすめの食材をご案内します。

瘀血(おけつ)タイプ・・・血行不良
 刺すような頭痛、ズキンズキンする拍動性の頭痛、頭重、胸痛、顔色が悪い、
 手足のしびれ、舌の色が暗い、舌苔がベタつくなど。

痰湿を取り除き、血流をスムーズに!
 海藻類(ひじき、わかめ、昆布など)、くらげ、そば、小豆、納豆、玉ねぎ、
 らっきょう、もやし、春雨など。

         


ストレスタイプ
・・・気の巡りが悪い。
・  ストレスを受けると頭痛が起こる、偏頭痛、肩こり、耳鳴り、顔の紅潮、熱感がある、
・  イライラ、口の渇き、尿の色が濃い、便秘気味、舌の色が紅い、舌苔が黄色いなど。

 肝の熱を冷まし、気の巡りを良く!
 ・ 菊花、セロリ、きゅうり、トマト、苦瓜、すいか、ミント、緑茶、柿の葉茶、
  魚の頭(ぶりカマ、鯛のお頭など)、ハブ茶など・・・。

           

虚弱(きょじゃく)タイプ・・・エネルギー不足
  疲労時に頭痛が起こる、めまい、物忘れ、息切れ、疲労感、動悸、
  睡眠障害、腰痛、顔色が白い、手足の冷え、舌の色が淡いなど。

 気血を養い、体力をつけましょう!
 くこの実、ナツメ、干し柿、大豆、りんご、ぶどう、くるみ、黒ごま、松の実、山芋など。

                 

かぜタイプ・・・気候の影響
  頭痛、節々の痛み、悪寒、発熱、咳、のどの痛み、舌の苔が薄く白いなど。

 体内の邪気を発散させましょう!
 ねぎ、しょうが、三つ葉、香菜、葛(くず)、しそなど。

            

 <暮らしの頭痛対策>

  ☆適度な運動で気・血の巡りを促しましょう。
  ☆ストレスはこまめに発散する習慣をつけましょう。
  ☆タバコ・アルコールは控えめに。
  ☆質のよい睡眠を取りましょう。寝過ぎは良くありません。
  ☆排便を良くしましょう。

 <まずは痛みを抑えたい人には・・・・>

  漢方薬にも頭痛に良い処方がありますので、つらい時はがまんをせず、
  漢方薬を上手に取り入れましょう。

あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。

~4月・5月のミニ講演会のご案内~=================================================

また4/12(金)「舌でわかるあなたの体質(自己チェックの仕方教えます)をテーマにした
張立也先生のミニ講演会も2019年4/12(金)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第152回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
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また5/23(木)「自然治癒力の鍛え方をテーマにした
三好孝和先生のミニ講演会も2019年5/23(木)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第153回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
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