梅雨が明けると同時に昼も夜も暑さが続く季節になりました。
今年も花火やよさこい祭り(8/9~12)が近づいてまいりました。
楽しみですね。

毎日夜の「深い眠り」で日中の疲れが取れて(翌朝)にはスッキリ目覚めるのが理想です。
ストレスが多く、生活が不規則になりがちな現代の社会では、多くの人が睡眠の悩みを抱えています。
中医学の養生で「眠りやすい体づくり」を心がけ、スッキリ目覚める快眠生活をめざしましょう。

寝付きが悪い、よく眠れない、夜中に目が覚める、早朝に目が覚める・・・。
こうした不眠の症状は、ストレスや過労、心の不安定、加齢などが大きな原因に・・・。

漢方薬を飲む事で原因と考えられる事を整えて睡眠の質を良くする方法もあります。

中医学では古くから不眠の治療が行われてきました。その知恵を生かし、心と身体をしっかりと整えながら“快眠体質”をめざしましょう。

今回は体質に合わせた食の養生をご案内します。 

イライラ・憂鬱で「寝付きが悪い」タイプ
                                              ストレス過剰で熱がこもり、イライラの原因に!

<症状>
   寝つきが悪い、イライラしやすい、憂うつ感、身体のほてり、のどが渇く、など

  香りの良いものでストレスを発散し、涼性の食材で清熱をしましょう。
/・/・       菊花、ジャスミン、シソ、竹の子、ふきのとう、ふき、蓮根、苦瓜、のり、わかめ、セロリ、レタスなど

            


夜中に目覚める眠りが浅いタイプ
                                      足りない「血」を補って、心と身体を元気に!
<症状>

・    眠りが浅い、夜中に目が覚める、夢が多い、不眠の慢性化、不安、動悸、めまい、物忘れ、冷え、など

  甘みのある食材で不足した血を補いましょう。
  ・     黒砂糖、クコの実、なつめ、竜眼肉、卵、小麦、百合根、赤ワイン(少々)、ホットココアなど

         

早朝に目が覚める「加齢による不眠」タイプ
                                               「腎」の養生で元気な身体づくりを!

 <症状>
    早朝に目が覚める、夜間の頻尿、腰痛、耳鳴り、物忘れ、強い冷え、更年期症状など

  生命の源「腎」を養う食材で老化を予防しましょう。
       山芋、蓮の実、黒ごま、羊肉、もち米、カシューナッツ、アーモンド、くるみ、桑の実など

     


快眠のポイント

  • 「日中は体を動かして、夜は休む」眠りやすい生活リズムを大切に。
  • 早起きを心がけ、夜は遅くても12時までに寝る習慣を。
  • 夕食後はカフェインを控える。
  • 遅すぎる夕食や暴飲暴食は胃の不調を招き不眠の原因に。
  • 寝る前の入浴で身体を温めると眠りやすい。(お湯はぬるめがポイント)
  • あまり心配し過ぎず、リラックスして過ごすことも大事!

 睡眠時間は人それぞれ

  • 一般的に睡眠時間は7~8時間が目安とされていますが、この時間に強くこだわる必要はありません。
  • 自分にあう睡眠時間は人それぞれ!
  • スッキリ目覚めて日中を元気に過ごすことが出来れば大丈夫!
  • 人より短くても問題はないし、年齢を重ねると睡眠時間が減るのが普通です。
  • 「ぐっすり眠って、気持ちよく目覚める」質の良い睡眠を大切にしましょう。

あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。
8/27には張立也先生の「睡眠の質」に関するミニ講演会もあります。
興味のある方は、ぜひご参加下さい。詳しくは下記をご覧ください。

~8月のミニ講演会のご案内~
8/27(火)「睡眠の質と認知症の深い関係をテーマにした
張立也先生のミニ講演会も2019年8/27(火)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第156回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。

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太極拳教室が、かめや薬局駐車場で毎週金曜日(雨天日中止)に開催されています。
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参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
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