満開の桜の花でピンク色を楽しんだ後は緑の葉桜。特に春は目で季節を楽しむことができますね~。
スギ花粉や黄砂は落ち着き、次はヒノキ、そして毎日の排気ガス・・・・と目に良くない物も沢山降りそそいでいます。

テレビやスマホ、パソコンなど、何気ない日常の中で目に負担をかける事も多くあります。
目の疲れや乾燥などが慢性化すると、頭痛や肩こりなどにつながる事もあります。

そのためにも日頃のケアを心がけ、目の不調を予防・改善しましょう。

目の健康は体内の「気」「血」によって保たれていると中医学では考えます。
目に「気」「血」が充分行き渡らなくなると、眼精疲労、ドライアイ、視力低下などの不調が起こりやすくなります。

こうした目のトラブルと深く関係しているのは、五臓の「肝」と「腎」です。
「肝」と「腎」は互いに補い合って働くため、合わせて強くすることが大切です。
「気」「血」「肝」「腎」対策の漢方を服用するのもおすすめです。

今回はタイプ別におすすめの食材をご案内します。

気血不足タイプ・・・目の疲れ・乾燥タイプ
<症状>
   目 ・・・視力の低下、かすみ目、目の疲労、目の乾燥など
/・  身体・・・倦怠感、めまい、顔色に艷がない、若白髪、少食、軟便
          月経量が少なく色が薄い、舌の色が淡く苔が白いなど

・/  気・血を養う食材を!
・         クコの実、ナツメ、レバー、ブルーベリー、ほうれん草、ぶどうなど

       


肝鬱(かんうつ)タイプ
・・・ストレスが目に影響するタイプ
<症状>

・    ・・・目の痛み、仮性近視、情緒の変化によって目の症状に起伏があるなど
・  身体・・・イライラ、頭痛、肩こり、不眠、不安感、口の苦みや乾き、月経痛や不順、
       舌の側面が紅いなど

 ストレスを発散し、気の巡りを良くする食材を!
 ・ 菊花茶、緑茶、ジャスミン茶、ミント、あさり、あわび、酢など

              

肝腎虚弱タイプ・・・中高年に多いタイプ
<症状>
・   目  ・・・老眼、目の不調の慢性化、目の疾患など
・  身体・・・閉経または50歳以上、腰痛、めまい、耳鳴り、物忘れ、舌の色が淡いなど

 食を養い、肺を健やかに!
   ごま、松の実、くるみ、桑の実、黒豆、山芋、レバー、うなぎの肝など。

            

日常生活の中では、多かれ少なかれ目に負担がかかっています。
マッサージや適度な休憩で目をリラックスさせ、疲れを溜めない工夫をしましょう。

あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。(「目の体操」の仕方を書いたチラシもさし上げます。)

~5月・6月のミニ講演会のご案内~=================================================

また5/23(木)「自然治癒力の鍛え方をテーマにした
三好孝和先生のミニ講演会も2019年5/23(木)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第153回健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
=================================================

また6/11(火)「漢方での熱中症・夏バテ対策をテーマにした
張立也先生のミニ講演会も2019年6/11(火)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第154回漢方健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
=================================================