高知県日中友好健康協会主催
平成30年5月19日(土) 午後1:30~3:30
行き先 水道山公園(水源地山)
5/19(土)に高知県日中友好健康協会の主催する「薬草観察ウオーク」がありました。
前日は大雨で当日のお天気が心配でしたが、ありがたいことに青空に恵まれました。
前日の高知新聞にも案内が掲載されたため、当日急に申し込み参加の方も居られ、16名の方にご参加いただき、楽しく薬草観察ができました。
講師に元高知学園短期大学教授で、農学博士の寺峰 孜(てらみね つとむ)先生をお招きし、薬草や色々な植物のお話をしていただきました。
参加者の皆様は、熱心に先生に質問をしながらメモを取ったり、植物の写真を撮られていました。当日の様子の一部を写真でご紹介します。
先生の説明に、熱心に耳を傾けている参加者の皆さん(^-^)
煎じて飲んで毒消しにしたり、生の葉を水洗いし、紙に包んで火で炙り、柔らかくなった物をおできや腫れものに貼ったりします。寺峰先生のお父さんは、ちくのうに鼻の穴に入れていたそうです。天ぷらにして食べる事もできます。
利尿作用があり、むくみ防止になります。
また咳止め効果もあります。
現の証拠(げんのしょうこ)に良く効くことから名前がつけられ、下痢止めによく使われます。
風邪などによく使われる葛根湯に含まれる生薬の一つです。
止血作用があります。
煎じ汁を入浴剤としてお風呂に入れたり、葉を適量握りつぶして水を含ませ、水中めがねのガラスの内側に擦りつけると、くもり止めになる話もされていました。
ヒメイカリソウ 生薬名は淫羊霍(いんようかく)
ヒメイカリソウはイカリソウの仲間で小型の種類になります。
花がイカリに似ているのでイカリソウと名前がつきました。
食べると羊が元気になってピョンピョン踊りだすというのが生薬名の由来という説もあるとのことで、精力剤としても利用されています。
次回も、是非多くの方に参加してもらいたいと思います。
来年も5月頃を予定していますが、日程がわかり次第、このホームページでもご案内致します。
楽しみにしていて下さいね(●^o^●)