最近では、年齢関係なく多くの人が スマートフォン(スマホ)の画面を長時間見ることが多くなって来ました。目の疲れと共にいろいろな症状が出ていませんか?
「老眼」は加齢とともに起きる症状と思われがちですが、最近ではスマホの普及などで、若い世代にも老眼のような症状(「スマホ老眼」)を訴える人が増えています。積極的に予防・改善してスマホと上手に付き合っていきましょう。
一般的な「老眼」とは、加齢によって目の筋肉や水晶体が衰え、近くのものにピントが合いにくくなる状態のこと。
現代病の一つとされる「スマホ老眼」は、スマホなどのブルーライトを発する画面上の小さい文字を近くで見続けることで、目の筋肉が凝り固まってしまうことが主な原因。その結果「老眼」と同じような症状が現れます。
「スマホ老眼」の症状は病気ではありませんが、日常のストレスにもつながるので、身体の中からしっかりケアをして目を健やかに保つよう心がけましょう。
「スマホ老眼」の対策に良い食材をご案内します。
漢方で体調をコントロールすると、自然に目の症状も良くなって来ます。
<気血不足タイプ>慢性的な目の疲労感
ふらふらする、視力の低下、目の乾燥、疲れると症状が強くなる、めまい、不眠、少食、脱毛、若白髪、月経量が少ない、舌の色が淡いなど
気・血を養い、目に栄養を!
クコの実、ブルーベリー、葡萄、ナツメ、レバー、にんじん、ほうれん草など
<肝うつ気滞タイプ>目の充血や痛み
ストレスで症状が強くなる、目の痛み、目の充血、まぶたがピクピクする(チック)頭痛、肩こり、イライラ。不安感、焦燥感、月経痛、舌辺が紅く、苔が乾燥しているなど
ストレスを発散させて肝を健やかに
菊花茶、ジャスミン茶、桑の葉茶、緑茶、ミント、あさり、カキ、レモン、酢など
<肝腎虚弱タイプ>目の疲れ、乾燥が気になる
目の疲労、乾燥、視野がぼやける、近くにピントが合いにくい、めまい、耳鳴り、集中力不足、物忘れ、脱毛、若白髪、腰痛、月経不順、舌の色が淡いなど
肝・腎を養い、目の状態を良くしましょう。
ごま、くるみ、クコの実、山芋、うなぎの肝、なまこなど
食事に気を使いながら、漢方薬を服用すると更に症状の改善につながります。
あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。