“読書の秋”ですね。
日中はまだ暖かいですが、朝・晩は随分と寒くなって来ました。
本を手に入れて読書をしてみませんか?

最近はコロナ対策も兼ねてリモートワークが増え、パソコンやスマートフォンと数時間にらめっこ❕
の方も多いと思います。
まばたきをするのも忘れて仕事や学業に集中していると、目のトラブルもいつもより増えていることでしょう。
“スマホ老眼”に悩む人も増えています。

目を酷使する現代の生活では、目の不調はともて身近なものです。
放っておくと頭痛や肩こり、イライラといった症状につながることもあります。
日頃のケアを心がけ、身体の中から目の健康を守りましょう。

それぞれの症状に合わせた漢方薬を飲むのも大事ですが、今回は“タイプ別 食の養生”について
ご案内致します。

肝・腎かん・じんの虚弱タイプ・・・中高年に多い。

   目の健康は、主に「血」の栄養によって保たれています。
・   体内の「血」が不足し、「血」の貯蔵庫である「肝」の機能が低下すると、
   目にもさまざまな不調が起こります。

   また「腎」も深く関わっています。(同源)
   
これらが原因の不調は加齢と共に起こりやすくなります。
   の積極的なケアを心掛けましょう。

<気になる症状>
   ドライアイ、かすみ目、視野がぼやける、飛蚊症、目の不調の慢性化、
   腰痛、耳鳴り、めまい、物忘れ、舌の色が淡いなど。

<食の養生>肝・腎を養い、目に栄養を補いましょう。

   枸杞くこの実、黒ごま、くるみ、松の実、山芋、羊肉、レバー、うなぎの肝など

                


気血きけつ不足」タイプ
・・・胃腸が弱い。

   目の使い過ぎ、慢性疾患、月経などの影響で体内の「血」を消耗すると、目の血流が不足し、
・   栄養や潤いが行き届かない状態になり、目の不調が起こりやすくなります。
   このタイプは、身体のエネルギーとなる「気」の不足にも気をつけましょう。
   「気」が足りないと「血」を十分に養うことができなくなります。

<気になる症状>
   視力の低下、眼精疲労、ドライアイ、眼瞼下垂がんけんかすい、疲労感、息切れ、めまい、
   食欲不振、若白髪、抜け毛、月経不順、舌の色が淡く舌苔が白い、歯痕舌など。

<食の養生>胃腸の働きを整え、気血を養いましょう。

   枸杞くこの実、ブルーベリー、ぶどう、なつめ、レバー、にんじん、ほうれん草、
   きのこ類、大豆製品など。

                       


気の停滞
タイプ・・・イライラしがちな

   目の状態と密接に関わる「肝」「血」を貯蔵したり、体内の「気」の巡りをスムーズにもします。
   ところが過剰なストレスを受けると「肝」の働きが低下しがちに。
・   すると目のトラブルが起こりやすくなります。
   このタイプは日々のストレスはこまめに解消し、「気」の巡りをスムーズに保つよう心掛けましょう。

<気になる症状>
   情緒の変動によって症状が強くなる、目の充血、目の痛みなど。

<食の養生>ストレスを発散させ、肝を整えましょう。

   ジャスミン茶、菊花茶、緑茶、ハブ茶、ミント、あわび、さざえ、あさり、
   おおばこ、酢など

                       

 

 暮らしの食養生 

  🍁スマホやパソコンの使用時間を短くしましょう。長い時は目をこまめに休ませましょう。

  🍁意識して遠くの風景や植物(緑)を見る習慣をつけましょう。

  🍁乾燥する時期は、加湿器などを上手に使って目の潤いを守りましょう。

  🍁バランスのよい食事で栄養を十分に!
    料理は野菜たっぷりを心掛けましょう。

  🍁十分な睡眠で目を休ませ、疲れを取りましょう。

  🍁紫外線から目を守りましょう。(サングラスなど)

  🍁コンタクトのつけっぱなしはNG!メガネと上手に使い分けましょう。

  🍁メガネはご自分の視力に合ったものを使いましょう。

  🍁目の体操を日々の習慣にしましょう。

あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせて
いただきます。

~太極拳教室のご案内~

太極拳教室4/23日 金曜日 午後6時から開催!!
・  かめや薬局駐車場で毎週金曜日(祝日と雨天の日は休講)に開催されます。
  途中参加OK。
詳しくは、太極拳教室」をご覧ください。
※今年はコロナ感染予防対策としてマスク着用でご参加をお願いしております。

参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。

~11月のミニ講演会のご案内~

11/25(木)「免疫と自然治癒力の鍛え方をテーマにした
西村和宏先生のミニ講演会2021年11/25(木)にかめや薬局で開催されます。
参加費無料ですので是非お誘い合わせの上お越し下さい。
詳しくは、第168回健康ミニ講演会のご案内」をご覧ください。
※全国のコロナ感染状況によっては、リモート講演または中止になることもありますので、
 当店にお電話で確認の上、ご来場をおすすめします。
※コロナ感染予防対策としてマスク着用でのご参加をお願いしております。