この頃朝・晩涼しくなって秋の夜長を楽しめるようになって来ました。虫の音を楽しめたら良いのですが、何だか聞こえずらかったり、逆にちがう音が聞こえたり・・・。と気になっていませんか?

耳鳴りや難聴といった耳のトラブルは、日常生活で多くの人が経験するものです。日常つきまとう不快感や不安は大きなストレスになることも・・・。耳は体調の小さな変化にも影響を受けて敏感に反応する器官。疲れやストレス・加齢などによって体に不調が起きると、耳鳴り、難聴、めまい、閉塞感などの症状が現れます。

中医学では耳の状態と特に関係の深い臓器は「腎(じん)」「肝(かん)」「脾胃(ひい)」と考え、それらに合わせた漢方を飲む事も必要な場合が多くあります。                                        ここでは、それぞれのタイプに合わせたおすすめ食材をご案内します。

<耳のトラブルのタイプ別食材をご案内します。>

*肝の不調タイプ*                                         ・・・過剰なストレスで「肝」の機能が低下していろタイプです。              ・・・ストレスを発散し、余分な熱を冷ましましょう。                    ・ 菊花茶・柿の葉茶・緑茶・セロリ・トマト・そば・ミントなど

             

 

*ベタベタ湿タイプ*                                  ・・・脂こいものの食べ過ぎ、暴飲暴食などで「脾胃」の働きが低下して水分代謝が悪くなってい     。。。るタイプです。                                  ・・・水分代謝を促し、血流を良くしましょう。                      利尿作用・・・はと麦・どくだみ茶・きゅうり・れんこんなど

                           

血行を良くする・・・玉ねぎ・らっきょう・うこん・紅花など

*胃腸虚弱タイプ*                                   ・・・体力不足で「脾胃」の働きが低下して、栄養を十分に摂ることができないタイプです。  ・・・胃腸を元気に保って体力を養いましょう。                         大豆製品・そら豆・いんげん豆・米・鶏肉・白身魚など

                

*腎虚弱タイプ*                                    ・・・加齢とともに「腎」に蓄えられる腎精(生命のエネルギー源)が耳に十分に行き届いていな   ・・・タイプです。                                  ・・・腎を養い、耳の状態を健やかに保ちましょう。                    くるみ・ごま・くこの実・黒豆・山芋など                        

食事に気を使いながら、漢方薬を服用すると、更に症状の改善につながります。         あなたに合った漢方薬はご来店いただければ、症状・体質をお聞きしてお選びさせていただきます。