「夏の疲れが秋に来る」とよく言われます。
今年も真夏日が続きそうですね。
南国高知のよさこい祭り(花火大会8/9 前夜祭8/9 本祭8/10・11 後夜祭8/12)ももうすぐです。お祭りが近づくと「今年も踊るので、買いに来ました。」と熱中症対策で漢方薬をご購入の方が増えます。
体によくないとわかっていても、クーラーの温度を下げ過ぎたり、冷たいものを飲み過ぎたり・・・と。ついつい油断してしまう人も多いと思います。『私は汗をかかないようにしているから~』と安心している人も要注意です。
体調を崩すことがないよう日頃の養生と健康管理を心がけ、厳しい暑さを上手に乗り切って、夏の疲れを秋まで持ち越さないようにしましょう。 高温多湿の夏に気をつけたいのは「暑さ」と「湿気」! 熱が体内にこもると熱っぽさや口の渇き、不眠等。
また汗をかき過ぎて体の潤いと気(エネルギー)を消耗してしまうと倦怠感等。
こんな時、つい水分やクーラーで冷やしすぎてしまいますが、毎日の食事も大事です。暑さに負けない元気な身体づくりを心がけるのにおすすめの食材をご案内します。
<夏の養生ポイント>
① 身体にこもった熱を冷ますように。
身体の熱をとる涼性で苦味のある食材、利水作用のある食材を!
すいか・きゅうり・冬瓜・苦瓜・もやし・春雨・緑茶・はとむぎなど。
② 適温・適量の水分補給で、身体の潤いを保つように。
水分の流失を防ぎ、潤いを与える酸味のある食材、血流をよくする食材を中心に!
レモン・梅干・トマト・いちご・なす・黒きくらげ・小豆・玉ねぎ・ねぎ・海草など
③ 胃腸を元気に保って体力を保つように。
体力を補う甘みのある食材、冷えをとる食材を 食欲の増す薬味類なども効果的。
山芋・かぼちゃ・大豆製品・太刀魚・鰻・鮭・卵・もち米・ゴマ・クコの実・ 陳皮・ 鶏肉・豚肉・ネギ・シソ・生姜など。
その他にも
日々の生活で、ちょっとした工夫を心がけて、夏を快適に過ごしましょう。
*汗をかいたら、こまめに着替えましょう。
難しい場合は、吸汗性・速乾性の高い素材を選ぶのもよいです。
*朝顔やゴーヤなどで緑のカーテンを!
また、窓に断熱フィルムを貼るのも効果的です。
*ひんやり感のある寝具などを活用して安眠対策を!
*早寝・早起きを心がけ、涼しい時間帯に動くようにしましょう。